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粉もんNo.1対決!
たこ焼きは大阪府!お好み焼きは広島県!
~「たこ焼店/お好み焼店」の都道府県分布と「たこ」「ソース」支出ランキング~

  「粉もん」という言葉、ご存知ですか?
  主に関西で使われる言葉で、小麦粉を水で溶いて使う料理を指します。その代表格と言えるのが、たこ焼きやお好み焼き。そのルーツは、どこにあるのでしょう。
  古くは約2500年前、孔子の時代に遣唐使によって日本に伝わった煎餅(せんびん)が先祖とされ、豊臣秀吉が主催した茶会にて、あの千利休が振る舞ったという茶菓子「麩の焼き」(小麦粉を水で溶いて薄く焼き、味噌などを塗って巻いたもの)になった…それが、「粉もん」の起源だと言われています。
  今回は「粉もん」を代表して、「たこ焼店/お好み焼店」に関するランキングです。

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  「たこ焼店」「お好み焼店」の件数を見てみましょう。
  タウンページに登録されている職業分類「たこ焼店/お好み焼店」の件数は、どちらもここ10年間で減少傾向にあります。「たこ焼店」は、2004年の3,625件から2013年の2,998件まで約20.9%減少しました。
  一方「お好み焼店」は、2004年の17,672件から2013年の12,258件まで約44.1%減少しています<図1>。

<図1>「たこ焼店/お好み焼店」の登録件数推移(2004年〜2013年)

  たこ焼きは、明治から大正時代に流行した「ちょぼ焼き(具はこんにゃく、豆など)」「ラジオ焼き(具はすじ肉など)」をもとに、「明石焼き」の具をまねて「たこ」を入れることで、昭和10年に大阪で誕生。これが大阪で人気となり、定着したとか。ちなみに、たこ焼きを生み出したお店は、いまも営業しています。
  さて、たこ焼きに欠かせない「たこ」は、どこで人気なのでしょう。全国のたこの年間支出金額を見てみましょう。2012年に限って見れば、1位は奈良市(1,496円)、2位は高松市(1,336円)、33は和歌山市(1,270円)と、西日本で人気。また福井市や金沢市など、北陸地方のたこ産地でも人気のようです<図2>。

<図2>都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(総世帯)の「たこ」年間支出金額(2012年)

  都道府県別で、「たこ焼店」を見てみましょう。
  1位は、たこ焼き発祥の地である大阪府で、人口10万人当たりの「たこ焼店」の合計件数が5.79件。2位は石川県(5.67件)、3位は高知県(4.65件)となっています。石川県は、マダコやミズダコの産地として知られており、そのあたりもたこ焼き人気の理由のひとつでしょうか。一方、登録件数が少ないのは、沖縄県(0.43件、47位)、新潟県(0.55件、46位)、神奈川県(0.68件、45位)でした。
  全国的に見ると、やはり西日本での人気が高いようです<図3>。

<図3>人口10万人当たりの「たこ焼店」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2013年)

凡例

順位
○○県
登録件数
10万人あたり
対前年順位
順位
2008年
2010年
2012年
2013年
1位
徳島県
大阪府
石川県
大阪府
52
6.50
520
5.91
67
5.75
513
5.79

  お好み焼きは、江戸末期から明治にかけての「助惣焼(すけそうやき)」、明治時代の「もんじゃ焼き」、大正時代の「一銭洋食」などを経て、終戦後、関西で「関西風お好み焼き」、広島で「そば」が入った「広島風お好み焼き」に定着したそう。ちなみに、「関西風と広島風、どちらが早かった?」については、まだ決着はついていないとか…。さて、どちらのお好み焼きにも欠かせないのが「ソース」。全国のソースの年間支出金額を見てみましょう。2012年に限って見れば、1位は岡山市(814円)、2位は神戸市(812円)、3位は広島市(775円)。お好み焼きなどへの使用度が高いからか、広島周辺や関西地方で人気のようです<図4>。

<図4>都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(総世帯)の「ソース」年間支出金額(2012年)

  「お好み焼店」、人口10 万人当たりの登録店舗数が多いのはどこでしょうか?1位は、広島風お好み焼き発祥の地である広島県でした。人口10万人当たりの「お好み焼店」の合計件数が53.90件。2位である徳島県(25.90件)の倍以上の件数となっていて、広島県民にお好み焼きがとても愛されていることが分かるデータです。3位は、兵庫県(22.44件)。大阪府は、意外にも9位(16.52件)。家庭で作ることが多いメニューということも影響しているのかも。ただ、やはり西日本での高い人気がうかがえます。一方、登録件数が少ないのは、秋田県(1.60件、47位)、山形県(1.91件、46位)、新潟県(2.00件、45位)でした<図5>。

<図5>人口10万人当たりの「お好み焼店」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2013年)

凡例

順位
○○県
登録件数
10万人あたり
対前年順位
順位
2008年
2010年
2012年
2013年
1位
広島県
広島県
広島県
広島県
1,675
58.30
1,630
56.93
1,585
55.52
1,535
53.90

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【調査概要】
都道府県別 人口約10万人※に対するたこ焼店/お好み焼店の登録件数分布及び年別の推移を掲載します。

対象期間と抽出方法:2008年・2010年・2012年・2013年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「たこ焼店」「お好み焼店」に登録されている件数を集計し算出。なお、業種分類「たこ焼店」「お好み焼店」中に、同一住所で同一掲載名の電話番号の登録が複数ある場合は、データ件数を1件として集計しています。
1人あたりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
掲載情報は2014年1月時点のものです。