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人口10万人当たりの分布No.1は山梨県!
〜「ファミリーレストラン」の都道府県分布と登録件数推移〜

  国内経済が低迷する局面では不振が続いていた外食産業にも、景気の回復とともに徐々に客足が戻りつつあります。
  日本フードサービス協会の調べによると、中でもファミリーレストラン業界は2012年から2年連続で前年の売上高を上回るなど、回復傾向を示しています。
  今回は、そんなファミリーレストランの登録件数について調べてみました。

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  まず、ファミリーレストランの登録件数から見てみましょう。
  2014年の登録件数は8,474件。
  ここ10年は減少が続いており、2005年の9,811件から13.6%減少しています<図1>。

<図1>「ファミリーレストラン」の登録件数推移(2005年〜2014年)

  次に、実際の外食関連の支出を都道府県別に見てみましょう。
  「家計調査」(総務省)によると、2013年の「一般外食」の年間支出額は全国平均で156,638円。1カ月当たり約13,000円です。  都道府県庁所在地別(政令指定都市含む)では、川崎市(263,132円)、東京都区部(255,768円)、名古屋市(222,191円)、堺市(207,776円)、福岡市(196,616円)など、各エリアの大都市における支出が多いという傾向が見られます。逆に少なかったのは青森市(80,640円)や鳥取市(86,954円)、那覇市(97,880円)。川崎市と青森市とでは実に約3.26倍の開きがありました<図2>。

  景気の影響を受けやすい外食産業の中にあって、ファミリーレストランもそのあおりを受けた格好ですが、ここ1~2年は上向いてきています。外食チェーン店などが加盟する業界団体、日本フードサービス協会の調べによると、ファミリーレストランは客数、客単価、売上高ともに前年を上回っており、外食産業全体をけん引しています。
  ファミリーレストランに客足が戻りつつあるという話題は、今後の日本経済にとっても明るい材料になりそうです。

<図2>都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(総世帯)の「一般外食」の年間支出額(2013年)

  では、人口に対する登録件数を都道府県別はどうでしょうか。
  人口10万人当たりの登録件数は山梨県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、栃木県、茨城県と首都圏、関東圏が上位を占めました。この傾向はこの10年間ほとんど変わっておりません。静岡県や長野県も上位10地域の常連です<図3>。

<図3>人口10万人当たりの「ファミリーレストラン」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2014年)

凡例

順位
○○県
登録件数
10万人当たり
対前年順位
順位
2009年
2011年
2013年
2014年
1位
埼玉県
埼玉県
山梨県
山梨県
825
11.60
828
11.51
97
11.38
95
11.15


  支出では大都市が中心でしたが、何か共通点はあるのでしょうか。
  ファミリーレストランの立地イメージといえば、最近でこそ街中の駐車場のない店舗が増えていますが、やはり郊外のロードサイド店を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

  幹線道路沿いに並ぶファミリーレストランは、手軽なレジャーの場として依然として根強い人気を誇ります。
  そこで幹線道路と先ほどの人口10万人当たりの登録件数上位地域を重ねてみると、国道16号線(東京環状:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、国道20号線(甲州街道:東京都、山梨県、長野県)などが代表的です。ファミリーレストランの出店条件のひとつに幹線道路の存在があることは間違いないようです。

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【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対するファミリーレストランの登録件数分布及び年別の推移を掲載します。

対象期間と抽出方法:2009年・2011年・2013年・2014年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「ファミリーレストラン」に登録されている件数を集計し算出。
1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
掲載情報は2014年9月時点のものです。