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めがね店登録件数No.1は、めがね一大生産地がある福井県!〜「めがね店」の都道府県分布と登録件数推移〜

  視力矯正という本来の意味を超えて、いまやファッションアイテムとしても重宝されるめがね。めがねの似合う人を指す「メガネ男子」「メガネ女子」などの言葉も、日常的になりましたよね。めがねは、13世紀にイタリアで誕生したと言われています。最初は現在のような形ではなく、二つのレンズに柄をつけて手で持つものだったそうです*1。
   *1 参考サイト・・・NHK鑑賞マニュアル 美の壷

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  日本では1551年に、フランシスコ・ザビエルが来日した際、周防(現在の山口県)の大名・大内義隆に献上したものが、最初のめがねと言われています。そして、誕生から400年後の18世紀になり、ロンドンのめがね商が耳に掛ける現在の形に改良して普及。その後の技術革新の中で、薄く軽く丈夫で使いやすいめがねに進化していったそうです*2。
  今回は、そんな「めがね店」に関するランキングです。
   *2 参考サイト・・・メガネ・ポータル

  まず、「めがね店」の件数を見てみましょう。
  2005年からの10年間で、17,747件から14,156件へ、約25.3%の減少となっています。
  この要因としては、コンタクトレンズ利用の定着(コンタクトレンズ業への単独掲載件数は、2005年からの10年間で、3,053件から3,071件とほぼ横ばい)や、レーシック手術などによる視力の改善などにより、めがね人口が減少したことをはじめ、中国製品の増加による単価下落で経営が厳しくなったなど、さまざまなことが考えられそうです<図1>。

<図1>「めがね店」の登録件数推移(2005年〜2014年)

  それでは、全国の年間支出金額を見てみましょう。
  2012年に限ってみると、神戸市が1位でした(14,467円)。2位はさいたま市(10,067円)、3位は富山市(9,380円)と続きます。震災以降、「とっさになくてはならないもの」として、改めて注目されためがね。予備のめがねを購入した人や、普段はコンタクトレンズ使用でも、めがねを持ち歩くようになった人も多いのではないでしょうか。また近年は、低価格帯で気軽に買えるめがねも多く、複数所持しているという人も多いようです。購入理由には、いろいろな理由がありそうです<図2>。

<図2>都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(総世帯)の「眼鏡」年間支出金額(2012年)

  次に、都道府県別人口10万人当たりの「めがね店」の件数はどうでしょうか。
  1位は福井県で21.53件、2位は徳島県で17.78件。この2県は10年間不動でした。3位は山形県(16.93件)で、8年間不動となっています。とくに1位の福井県には、一大めがね生産地であり、「めがねのまち」「めがねの聖地」とも呼ばれる鯖江市があります。
  この鯖江市で、めがねづくりが始まったのは1905年。
  寒村部における冬場の安定収入源として広まり、戦後の高度経済成長におけるめがね需要の増加や、チタン製フレームの生産本格化により大きく成長。さらに鯖江ブランドの世界的認知を目指し、鯖江のめがね製造メーカーが世界最大のめがね見本市などに積極的に出展した結果、世界に広まっていったとか。
  鯖江市は人口7万人に満たない地方都市ですが、今や生産されるめがねフレームは全国シェアの約9割、世界シェアの約2割を占めているそうです*3 *4。
   *3 参考サイト・・・福井県鯖江市、   *4 参考サイト・・・nippon.com

  昨今、地方のどの地場産業も苦しい状況だそうですが、新たな挑戦により、苦境を乗り越えて成功した一例と言えます。もし、あなたがめがねをかけているなら、それは福井県鯖江市産のフレームかも知れませんね。そんなめがね一大産地のある福井県だけに、めがねに対する関心も高く、販売店の数も多いのでしょうか。
  一方、登録件数が少ないのは、埼玉県(8.06件、47位)、神奈川県(8.66件、46位)、千葉県(8.80件、45位)でした<図3>。

<図3>人口10万人当たりの「めがね店」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2014年)

凡例

順位
○○県
登録件数
10万人当たり
対前年順位
順位
2009年
2011年
2013年
2014年
1位
福井県
福井県
福井県
福井県
196
24.14
184
22.83
178
22.28
172
21.53

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【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対するめがね店の登録件数分布及び年別の推移を掲載します。

対象期間と抽出方法:2009年・2011年・2013年・2014年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「めがね店」に登録されている件数を集計し算出。
1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
掲載情報は2014年7月時点のものです。