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エステはリゾートで人気の沖縄県がNo.1!
〜「エステティック」の都道府県分布と登録件数推移〜

  痩身、脱毛、美白、デトックス…など、とくに女性にうれしいサービスを提供する業種といえば、エステティック。そんなエステティックに通じる美容の歴史は、古くから世界各国にあるそうですが、現在につながるエステティックの誕生は18世紀のフランス、王妃マリー・アントワネットの時代にさかのぼります。当時の美容法は、牛乳風呂や植物の香りを使用するというものだったようです。今回は、そんな「エステティック」に関するランキングです。

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  日本での起源は明治時代と言われ、明治28年、日本初のエステサロンがオープン。
  当時は、美顔術と呼ばれるフェイシャルケアでした。その後1970年代に全身マッサージや脱毛などの施術が増え、1980年代に全国各地に普及。日常的に利用できるサービスとして広がっていったそうです*1。
  *1 参考サイト…エステコム一般社団法人日本エステティック協会えつらく

  では、「エステティック」の登録件数を見てみましょう。
  2005年から2008年にかけて増加したことが分かりますが、それ以降は、ほぼ横ばいです。近年、健康や美容への意識の高まりから、シルバー世代や低年齢層、男性対象のメンズエステティックなどにも広がり、またホテルや温浴施設へのエステサロン併設による新規参入など、競争が激化しているそうです。それが景気回復を背景に、一気に加速したことが理由でしょうか<図1>。

<図1>「エステティック」の登録件数推移(2005年〜2014年)

  それでは、全国の年間支出金額を見てみましょう。
  (総務省調査では、エステティック業単体ではなく、「その他の理美容代」*2の項目分類に含まれています)。
  *2 その他の理美容代…●美顔術料、エステティック●衣装着付け及び化粧代●セット代、毛染め代 (ヘア・マニキュア、
  ヘア・カラー)、なでつけ代 、美容院の洗髪代●大規模な温泉施設の入場料、タオルレンタル料、個室使用料

  2012年度に限ってみれば1位は岐阜市(26,129円)、2位は浜松市(24,679円)、3位は静岡市(22,968円)でした。全国平均は15,417円となっています。いずれも中部地方の都市。中部地方において、とくに理美容への関心が高いことがうかがえます<図2>。

<図2>都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(総世帯)の「その他の理美容代」年間支出金額(2012年)

  次に、都道府県別人口10万人当たりの「エステティック」の件数はどうでしょうか。
  1位は沖縄県で、人口10万人当たりの合計件数が26.97件でした。2位は富山県(23.48件)、3位は長野県(22.23件)となっています。沖縄県は、2005年から11年間、不動の1位。沖縄県への観光客数は、ほぼ毎年増加しており、さまざまなエステを取り入れたリゾート開発や宿泊施設、パッケージツアーなどが観光客に人気を博したことが、エステサロンの増加につながったのでは、と思われます。また、2位の富山県、3位の長野県は、ともに中部地方。さきほどの全国年間支出金額に関する内容でも触れたように、こちらのデータでも中部地方での関心が高いことがうかがわれました。
  一方、登録件数が少ないのは、埼玉県(8.74件、47位)、秋田県(8.84件、46位)、青森県(9.33件、45位)でした<図3>。

<図3>人口10万人当たりの「エステティック」登録件数による偏差値の都道府県ランキング(2014年)

凡例

順位
○○県
登録件数
10万人当たり
対前年順位
順位
2009年
2011年
2013年
2014年
1位
沖縄県
沖縄県
沖縄県
沖縄県
353
25.65
387
27.78
391
27.75
380
26.97

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【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対するエステティックの登録件数分布及び年別の推移を掲載します。

対象期間と抽出方法:2009年・2011年・2013年・2014年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「エステティック」に登録されている件数を集計し算出。
1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
掲載情報は2014年3月時点のものです。